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2011年1月25日 (火)

図工ボランティアでの考察(子どもにもよるけれど)

小学校の図工の授業のお手伝いに行ってきました。
小学4年生、はじめての彫刻刀ということで、怪我をしないよう指導するお手伝い(つまりは見張り)です。
今日は道具の説明と使い方。
お試しする版木は、今の6年生が4年生の時に使ったものをリサイクル。
ハガキより、ちょっと大きいサイズに切ったものの裏側を使っています。
かねてより、作品は持ち帰ってくるけれどあの版木はどうするんだろう、かさばるしなあと思っていたのですが、なるほどこうして最後まで役に立っているのですね。
裏に作品の一部が彫り込んであって、何かの絵の顔の所が当たった子は大笑いしていました(はしが転がってもおかしいんだろう、きっと)。
先生の指導はさすがで、はじめての刃物への怖さからくる緊張感もてつだって、みんなけっこう慎重。
怪我をする子がほとんどなく、ほぼ無事に済んだことにほっとしました。
うるさいお母さんが「あ!そこ!手!手!手!」とか、こまごま言ってくるから、仕方なく気をつけた結果でしょうか(他のお母さんはもう少し上品であったけれど)。
女の子は丁寧、男の子は衝動に任せて…全く先入観を裏切らない傾向が大きく出ておりました。
子どもにもよるけれど。
「一度やめてお話を聞きましょう~」の声になかなか従えないのも男子。
子どもにももちろんよるけれども(何度も言います)。
小さな版木、先生が「まずは3本、線を彫ってみましょう。」なんて声にももちろん従えないため、最後には面全体をすっかり彫ってしまい、丸刀をドリルみたいに使ってたくさん穴をあけはじめる子続出でした。
でも全面彫り切っちゃった子も、インクをのせて刷ってみると、それはそれでなかなか面白い模様になって、なんだか満足そうにしていたので、こっちもうれしくなりました。
新しい道具、なんでも初めはおっかなびっくりですが、やりはじめるとどんどん楽しくなる(脳内物質がバアバア出てる感じ)のが、こちらにもビシビシ伝わってきて、わくわくしました。
ヒヤヒヤもしたけど。

最後おかたづけ。
男子はやはり衝動に任せて箒を使うため、そうじになっておりませんでした。
くどいようですが子どもによりますが、概ねそんな感じ。
最後、走って教室を出て行こうとしている男子に「あ!男子~なんで帰るの~?まだ終わってないよ~!」と女子の呼びかけ。
その声に出口で「もうみんな帰ってんじゃん!!!」と、一刻の猶予もないかのように(びろうな例えで申し訳ありませんがおしっこを我慢しているかのように)身をよじりまくる男子…。
もうかれこれ○十年前に見た光景が、全く違わず展開されていて、脳の変なところがかゆくなるような感じがしました。
男子って…。
かわいいんだけど…。そう、これがたまらずかわいい、それが男子。
そしてこうしてボランティアとかで入るといつもそうなのですが、男子にはよその子なのに、ぞんざいに「こら!」とか「あ!だめだよ!」とか弾丸のように言い放つのですが、女子のみなさんには「あ~、ちょっと、危ないかな~。こうしてみようかあ。」と猫なで声を出してしまいます(よその子限定)。
この違いは、男子は反射にうったえかけないと言葉が耳に入っていかないし、怒られた事がありがたい事に記憶に残らない(何度も言いますが子どもにもよります)。
けれど女子は、内容はともかく声の調子で「怒られた。」という拒否反応が働き、そしてその印象の記憶のみが残っていく性質が多分、いや絶対あるから…というのを実体験と子育てと野生の勘から感じているからだと思います。

違っているかもしれないけれど。多分!

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