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2011年5月20日 (金)

ブラスワ吉ぶら

水曜日、レディースデーを狙って、バレエ教室の先輩方と話題の「ブラック・スワン」を見に行ってきました。
レディースデーらしく、見渡す限り女性ばっかり。
私の視界には一人も男性のお客さんは目に入りませんでした。

以下、感想を書いてみます。
これからご覧になる方や、色々他人の主観を耳に入れて惑わされたくないわ、と言う方はお読みにならないでください。
しかも感想、重いし、長いし、感じ悪いです。
そんなの読みたくないわと言う方は以上終わり!とそれに関しての内容が終わったところでちゃんと書きますので、ちゃーーーっとさげちゃって、そこからまた読み始めてくださいませ。

↓以下ブラスワの感想です~。はじめますよッ♪
R15だぞ♪

バレエのシーンや、踊りの質は、思いのほかほとんど印象に残らなかったです。
ダンスシーンも殺陣か何かのような、終始闘いのような印象。
バレエのシーンのある映画や、テレビ番組などでバレエの映像が少しでも流れると、それが頭に残り、影響を受けやすい私は、背筋が伸びて、なんだかダンサーが憑依したかのような動きになったりするのですが(あくまでも本人のつもりであって、はたから見ると…です)、不思議なほどにそれがなかったです。
女優さんが踊ってるからでしょうか?

非常に扇情的な映画で、派手なアクション、派手なメイク、派手な演出にセクシャルなシーン…とけたたましく飾り立ててはいるものの、テーマは割と普遍的。
お母さんの夢の押しつけと抑圧、過保護、それに対する反発と解き放たれることへの恐怖のジレンマ。
プレッシャー、自分にないものを持つ友人、何もかも得たい気持ち、なりたい自己への渇望、それによりひきおこされる自罰行為と心の中でくすぶる他罰行為への願望と…。
てんこもり。
こんなに入れなくてもっていうくらいもりもりにもったのを、妄想と現実とを混ぜこぜにして、早い展開で、映像にしていくので、現実的で理論的なタイプの人は混乱していたようです。
息をつかせぬ展開と表現力には感服しましたが、私個人の好みとしては同じテーマなら、ゆっくりじっくりが好み。
そうなるとエンターテイメント作品としては売れないと思いますが。

最後救いがないようですが、私はもっと救いのないラストを思い描いていたので、きれいにまとまって、ロマンチックにおわりましたね、とかえって安心したような。
ちょっと甘すぎないかと思うような。
会場のあちこちからすんすんとすすり泣きが聞こえてきたので「え?なんで泣く?」と思ったのですが、一緒に行った人で人の気持ちに寄り添うタイプの優しい女性が、「かわいそうで…」と泣いていたので、そっかかわいそうだと見る方向もあるのだなと納得。
プレッシャーにつぶされ、そうまでして理想にとどきたかったのかと、いじらしく思う方向で見る見方も確かにありだぁ…とひざを打つ気持ち。
全く思いもよらなかった、自分の見方に入り込みすぎて。

私自身はひねくれているのか、欲望のエネルギーによる破滅と言う風にとってしまいました。
「素晴らしい事をしとげたい」というのは己自身を振り返ってもそうなのですが、結局は個人的な勝手な願望だと思っています。
規模の大小はあれ、どの仕事でも、どこに完成の基準を置いて、どこまで周りをまきこんで、どこまで自分の体を使って(時にいじめて)、何を芸術(もしくはビジネス)の神にささげて何をもらうか…決めるのは自分です。
プリマになって、てっぺんを取れば責任もある…という考え方もある。
でも、その人がならなければ世界的な損失であると言う人も中にはいるかもしれないけれど、その人がならなければ、別の人がでてくるだけのこと。
なりたいのはやっぱり自分の欲望なのです。
みんながなりたがってるものになりたいから、持ってるものは全部捧げるのです。
だから、あの女の子はあれでいいのです。
すべてを自分に向けた分まだよかったんです。
と私は思いました。

体を思うお母さん(だったり他の家族だったり)、時に仕事の邪魔です。
他の人が誉められる事、素敵に思える事、身を焼くほどのつらさです。
焼き鏝をおしつけられるように、感じます。
理想に届かない自分は壊したくなる重たくて邪魔な存在です。
その気持ちがわかる業の持主です、私も。
レベルの差はあれ。
努力は足りなくても、業に身を焦がす事はあるのです(勝手な人ですね)。
タダ年をとってきて、得たもの、失ったもの、大切にするには、ささげなくてはならない事、そう言うのを俯瞰で見る事が出来るようになって、解脱したな…と。
解脱してからこうして、映画なんかで若くてホルモンがバンバン出ている世代の人の業を「どうだ!!」と見せられると「ああ、抜け出せてよかった…」としか(それほどにつらかった、わがままな私のわがままな気持ち)。
若い人たちは大変ですなあ…年とってもあるんですけどね、上記のような気持ちに身を焦がす事が…でも持続しないもの。
そう、この映画の感想、それは…「ああ、つらかったよなあ…ああもう二度といや…」という自身の最近まで続いていた思春期のその黒い衝動のようなものを思い出させる、やな話。
だからちょっとホントいやな奴だな自分…と思うけど、滑稽であるとすら感じてしまう面もありました。

それから、これはホント超個人的なんですが、ムスメが今アトピー再発でぶつぶつちゃんなので、ぶつぶつネタが「え~?やだなあ。」でした。
手に靴下履いてましたね、主人公。
そのほかにも痛そ~~な描写が多くて、痛みに弱い私は「いいいいいいっ」って感じでした。
実はバイオレンス的なシーンと、ラブシーンが多い映画はちょっと苦手です。
面白かったし、見てよかったけど。

以上終わり!!!
無駄に長いし、くどかったですね。

ブラスワのあとは吉ぶらしました。
吉祥寺すらもなかなか出て行かない出無精なので、たまに出るとあちこち行きたくなった挙句、結局はいつも同じとこだけ回って帰る…って感じに。
ハモニカ横町でランチしてみましょうよ…と言うことでまとまり、アヒルビアホールというお店でランチバイキング。
デザート、コーヒー付き、時間制限なしで、1000円はお得と感じました。
小さなお店なので、びゃーーーーっとおかずが並ぶってわけではないですが、ひとつひとつが美味しくて、野菜もどっさりぱりぱりで、大変良かったです。
デザートのブラマンジェ(カラメルソースが良くあって、これは絶品でした)もたっぷりいただいて、その後は雑貨屋さんめぐり。
平日に目的もはっきりせずにぶらつくのが結構久しぶりで楽しかったです。
時間制限付きでそこそこで帰らなくちゃならないのが残念なのですが。

ブラック・スワンなのでちょっとはそんな雰囲気を出したくて、ついこの間お友達からもらったばかりのトルコ土産のスカーフをチョイス。
Cimg9632
それっぽいでしょう。


関係ないのですが、黒つながりで、我が家で最近最もホットであった話題、「蟻」の話。
先日ついに20位の蟻がわらわらとリビングに現れ(隊列は組んでいなかった。目標とするターゲットは発見できなかった模様)、そのおかげで、ついに進入路を発見!
安普請からの経年劣化か、庭に通じる窓のサッシとリビングの床材の間に、どちらがゆがんでか、1mm弱くらいのすきまができており、ちび蟻サイズであれば全然出入り自由になっていました。
夜になると姿が見えたのは、リビングの灯りがその隙間から見え、蟻が「なになに?」と言いながら入って来ていたような気がします。
そこにわーーっと殺虫剤をまいて、次の日、夫が買ってきた隙間ふさぎようの樹脂でうめてからは、ピタッと見えなくなりました。
めでたしめでたし…といいたいところですが、今後もこうしてどこそこ隙間ができて行くのかと思うと…。
でも…よかったです。
やっと蟻の事ばかりで頭がいっぱいになっていた日々が終わりました。
ああ、まったく、これもつらかった。

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