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文化・芸術

2019年12月17日 (火)

国分寺つやめきフェスタvol.2開催

 

今週日曜日

二回目の国分寺つやめきフェスタが開催されます。

 

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ハンドメイド、ヒーリングや占い、ボディーケアやネイル、ワークショップなど多分野の活動を一度に見たり体験したりできる、なかなか珍しいイベントです。

私もできうる限り見て回ってみようかと。

説明会でも個性的で素敵な人とお会いできて面白かったです。

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場所は国分寺駅北口の真上

ミーツ国分寺の5階 

cocobunjiプラザ リオンホールA

年末のお買い物のついでにちょこっとお立ち寄りください。

 

 

 

2012年12月 6日 (木)

尊厳の芸術展

東京芸術大学美術館に「尊厳の芸術展」を見に行きました。
先月か先々月かNHKの「日曜美術館」を見て開催を知り
是非見たいと思っておりました。

太平洋戦争中、日系アメリカ人の強制収容所での
厳しい、先の見えない状況の中で
細かな生活用品や生活を彩る小物などを
手に入る材料で道具から手づくりしていた…
その精魂こめて拵えた品々が展示されています。
段ボールにガラスの粉をふきつけて作ったやすりで
磨きこんで作った杖や、小さなブローチ。
土を深く掘らないと出てこない
小さな貝殻を拾い集めて作った
小さな美しい装飾品など。


番組を見た時、頭に浮かんだのは
満足に着飾る事も出来ず
殺風景な景色に、簡単に作られた粗末な住居。
その中で女の人たちが小さな手を動かして
きれいな物を工夫して拵え、お互いに
「あら、きれいね」とか
「どうやっているの?ああ、こうやってしてるの、素敵。」とか
言いながらみんなで見せっこして
その時はちょっと笑ったりしながら
額を寄せて話し合っている所でした。
その美しさに打たれて
ちょっと涙が出てきてしまいました(また、妄想癖が^^;)


手を動かして自分の生活を
誰かの生活を豊かにできるものを作ったり
心を豊かにする事を手伝ったり
心地よくなる工夫を提供したりすることで
他の人が笑ってくれる事は自分の心も豊かになります。
わかっているけれど時々忘れてしまいます。
自分がしんどい時なんかは特に。
強制収容という特殊で過酷な状況で
そういうつながりや豊かになろうとする心を保ち続けられる
そんな人たちは本当に美しいなと思いました。


そしてそういった精神性はともかく
そのクォリティーの高さがまた。
上野に行く前に、食事をした両国で(ちゃんこですね)
お土産物屋で売っていた火打石すら
満足にチャキチャキできない我々は
ぽーんと鞄一つで砂漠に連れて来られて
時間だけはたくさんあっても道具一つない状況で
どこまで何が作れるかしらと、皆で自嘲気味に笑いながら
ちょっぴり考え込んでしまいました。
少なくとも、どんなときにも明るい冗談が話せる精神性だけは持ち続けようと……
う~む、どうやら精神性の軸がずれてきたみたいだぞ。

尊厳の芸術展「The Art of Gaman」
http://pid.nhk.or.jp/event/PPG0151561/index.html

東京での展示は今週末9日(日)までです。








2012年9月28日 (金)

今日のナルホド

横浜は遠いけど、楽しそうなイベント発見。
会期も長いし、行ってみたいですね。

http://www.koganecho.net/koganecho-bazaar-2012/

夕方テレ東の「レディス4」の横浜特集で、紹介してました。
黄金町と言えば、昭和時代はいかがわしさただよう大人の町だったようです。
そのいかがわしさをいかして、古い映画館で探偵事務所を開いているという演出の探偵の映画のシリーズを昔、わざわざ黄金町まで行って見るという、趣味性の高い真似をした事があります。
その頃からでしょうか、町づくりとして話題性のある試みをかなりしている黄金町。
ちょっと訪ねてみたくなりました。
お祭中なら尚更。

レディス4は他の局がやっていない時間に情報番組をやっているのと、はっきりご婦人向けと言う感じの落ち着いた雰囲気が好きで、ちょいちょい見ておりました。
6年続いた番組だったようですが、この10月にキャスターもタイトルも変わって、女性向けの情報番組と言うスタンスはそのままに、がらっと様変わりするようです。
楽しみな面もありますが、さみしい面もあります。
ナルホドがある番組でした。
特に最近は。

10月、番組改編期ですね。
このごろあまりドラマニアではない私ですが、それでもちょっと楽しみな季節です。
梅ちゃん終わっちゃうのはさみしい~(松岡さんファン)。

2012年8月 7日 (火)

ミュージアムグッズとミュージシャンのグッズ

先日行った、横浜での個展。
グッズあれこれ買ってきました。
展覧会の楽しみの半分は、グッズ…
ミュージアムショップは素通りできません。
今回の収穫はこちら
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クリアファイルは、小さめのサイズが、普段バッグに入れるのには便利です。
人前で出す機会も多いので、ミュージアムショップでカワイイの見つけると買いたくなってしまいます。
面白いのが、のど飴と、チロルチョコ。
チロルチョコは、時々お友達でも作ってる人見かけますが、ミュージアムグッズで見たのははじめて。
のど飴はe-maのど飴とのコラボ商品。
空になっても、ケース使おっと。

グッズと言えばやはり、コンサートなどで売られる、アーティストグッズ。
最近のグッズは色々あって面白いです。
Tシャツやタオルは当たり前、「え?そんなものまで?」と言うのが毎回あって、なかなか購買意欲をそそります。


ひいきのロックバンドのグッズから、気にいっているものをご紹介。

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ルービックキューブの、キーホルダーです。
壊れそうで怖くて使えません。

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ボーカルが本好きだからか、ブックカバー。
柄は、積み上がった本。
背表紙のタイトルが、アルバム収録曲のタイトルになっています。

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LAMYの万年筆にアーティスト名が入っているもの。
夫や息子と色違いでお揃いですが、バンド名が入ってるだけで、値段はちょっとだけこちらの方が高い…。
そのことについてはあえてこちらからは言わないことにしています。

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名刺入れ?私はスイカを入れています。

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ちょっと、はげちゃっていますが、キーカバー。
後ろに見える青いキーホルダーは、ファンクラブに入ると会員証とともにもらえます。
いかしたイラストと文字はボーカル画
描かれているのは象です。タコではありません。

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別のアーティストのグッズ。水筒です。
大変重宝。だいぶ使いこんでます。
このゆるキャラは、やはりこちらもボーカル画。
歌を歌う人は、絵心も?あるような?ないような?
でも、とにかく雰囲気はあります。

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「焼きめし」という歌にちなんで、レンゲ。
Tシャツ付きです(どっちが付きなんだか)

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こんなバッグまで
すみません、それは嘘です。
バッグのファスナーの引っ張る所がぶちっと千切れてしまったので(物入れ過ぎ)ちょうどぴったりの、しまってあったストラップを分解してひっつけてしまいました。
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ステッカーがあれば、なんでもオリジナルグッズに変身(いくつだ?私よ。)
手帳にべたべた貼ってしまって、気分はティーンエイジャー(ゼエゼエ)
一番下の、いぶし銀は、友達のご主人様がやっているお店。
全体にイメージに統一感があるのが面白いですね。

これもミュージアムグッズ?
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行ったのが昼間だったので開店していませんでしたが、このワゴン、ソーセージとビールの屋台となるそうです。
今回見る事ができませんでしたが、みなとみらい周辺には、展覧会のオリジナルラッピングバスも走っているとか。
大きなグッズですね、それも。

しかし、どんだけ無駄遣いを…。
半年に一回しか美容院に行かないとか、洋服購入は値段が1000円でも考える…とか日頃家庭内でアピールしていますが、こういうものがぽろっぽろあちこちに置いてあるので(氷山の一角だったリして…)あまり説得力がありません。
でも…実際使ってるし…だめ?

2012年8月 1日 (水)

横浜にいってきました。

大好きな作家さんの個展を見に、横浜にいってきました。
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エントランスで、いきなりこの白い子がお出迎え。
写真は二階からの撮影。

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撮影するムスメの後姿。
比較すると大きさがおわかりになりますでしょうか。



一緒に行ったのが、高校生の時から、26年間ずっと続いている大切な友達で、よみがえるよみがえる、いろいろなこと。
その気持ちは溢れるばかりで、なんだか今夜は眠れそうにありません。
寝なくちゃならないけど。

ふわふわした気持ちが続いているけれど、体は多分疲れているはずなので、今日は夜更かししないで、寝ることにします。

2012年6月23日 (土)

行かなくちゃ備忘録

http://group.shiseido.co.jp/gallery/
仲條正義さんの展覧会 資生堂ギャラリー
http://www.yaf.or.jp/yma/tickets/250/
奈良美智 横浜美術館


忘れないで行かなくちゃ。
会期が長いと後になりがちだけど、終わりごろほどこむからなあ。
奈良さんのは、混むだろうなあ。
でも、子どもも連れて行きたいなあ。

2012年5月24日 (木)

出無精の私の奇跡と至福の三日間

先週、普段なんだかんだと言って、出かけていかない私が、三日連続で都心にお出かけするという、雪でも降りそうな事がございました。
(だから雹が降ったのかしら!!)
ひとつは自分でチケットとってでかけたのですが、あとは、魅力的なお誘いに乗っかる形で、でかけました。
うちは、夫が割と職場が自宅から近いので、災害などで緊急のお迎えなどがあった時には、代わりに学校にむかってくれるように、夫に頼んでから、遠出いたします。
ですから、このように三日続けて遊び歩こうという事になった時など、ちょっと黙っていようかなあ…などと思ったりもするのですが、やはり、そういう時ほど、「魔が差す(字があってるのかは不明)」と言う事がありがちなような気がしてしまうので(小心)、夫に計画を報告して出かけます。

長いですね、前置きが。

一日目は、バレエの先輩に誘っていただきました。
東京駅にほど近く、通称三菱村と呼ばれる(らしい…)一角に、割と最近(一昨年は最近か?)できた、素敵な美術館、三菱一号館美術館。
「KATAGAMI Style 世界が恋した日本のデザイン」
万国博覧会などを通して、ヨーロッパなどに渡った浮世絵をはじめとする、日本のデザインが印象派など、海外のアーティストに影響を与えたと言うのは有名な話ですが、染織デザインなどに使われる、型紙が大量に海外に渡り、海外のテキスタイルや工芸のデザインに、大きな変革をもたらしたそうです。
渋紙に微細な切り込みを入れて作る、江戸小紋などの型紙は、ごくたまに展示されているのを見た事がありましたが、今回のように大量に見るのははじめてでした。
途中、作成の過程のDVDを流しているコーナーがあり、その工程は、仕事の繊細さはもとより、想像していたより複雑に、丁寧に、緻密な作業を繰り返されており、不勉強を棚に上げて言えば、この年になっても、はじめて知ることが本当にたくさんあるのだなと、新鮮に感動を覚えました。

展覧会の詳細はこちら↓
http://katagami.exhn.jp/
5月27日までだそうです。
美しくて、細かい手仕事を見るのが好きな方には、絶対お勧めです!

三菱の昔の社屋を保存する形で作られた美術館で、その建物も素敵でした。
雨の日だったせいもあってか、人が少なめで、空間も作品もゆっくり楽しめました。
床材が、昔の建物のままなので、音の気になる方は、履物を考慮してくださるように…という注意が、HPに見られました。
ゴム底のローファーででかけました。

帰りは近くの、ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションで、お食事。
ブランジェリー(パン屋ですね)とパティスリー(ケーキ屋さんですね)を併設したカフェ。
ガレット(クレープですね)のセット(飲み物とサラダ付き)1150円で、かなりゆっくりできたので、お手頃なのではと思います。
おすそ分けにあずかったカロリミット(いっぱい食べる君が好き~)のおかげもあるのかもしれませんが、お腹いっぱいになりましたし。


そして、次の日は先月より楽しみにしていました、千代田区のギャラリー3331にて「大友克洋GENGA展」。
中学生の時、書店で「童夢」という作品に出会って衝撃を受け、さかのぼって既刊の作品を買い集め、「AKIRA」は刊行を待ち兼ねるように買いました(確か…時系列の記憶が苦手なので印象で言っているかもしれません
もちろん、「AKIRA」が映画化された時には、封切り後すぐ、見に行きました。
3Dでもないのに、空間に酔っ払うような感覚を覚えて、帰り道、友達と興奮して喋っていたのを思い出します。
そんな大友作品の原画の展示。
緻密な絵が最大の魅力だと思うので、原画を見ないでどうする…と、勇んでおりました。
ここしかないの予約日が(入場が完全予約制…ロッピでチケットを買っていきます。)、偶然、お出かけの中日になりました。

こちらも古い建物を利用した魅力的な空間。
古い…と言っても、そう古くない。
多分、息子の中学校なんかとあんまり変わらないと思いますが、廃校になった中学校を利用した、レンタルスペースとなっています。
あまり、時間が無かったので、他の小さな展示スペースや、カフェなど回る事ができませんでしたが、グラウンドだった所が公園になっているのでしょうか?
公園がぽこっとあって、広々とした入口(昇降口なのでしょう)に黒板とかがある、カフェと…友達や家族とゆっくり来たら楽しかっただろうなあと思える場所でした。
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作品は、圧巻のひとこと。
見ても見ても見あきない、原稿の一枚一枚。
繰り返し繰り返し読んだ、「童夢」の原稿なぞ、一目見ただけで、涙が出そうになりました。
「AKIRA」の全原稿は、ガラスケースに何層にもなって、展示されているため、一枚一枚見ていくと、ヒンズースクワットというかプリエと言うか、何十回と繰り返しするような格好になり、それでも見ていたいため、体も鍛えられると言う…。
もう一度行きたいな~。
でも、チケットとりづらくなっているようですし、一人でも多くの方が見れるように、一度見た身としては遠慮します(いけないんだけど、ただ単に)。
はからずも、二日続けて、手仕事日本を堪能しました。
スクリーントーンに、修正液、写植をはりこんだ、その原稿は、日本のMANGAの原稿として、伝統工芸品と銘打って保管されるべきだわ…と、その緻密な仕事ぶりに、うっとりしたのでした。

GENGA展のサイトはこちら↓
http://www.otomo-gengaten.jp/
会期は5月いっぱい!

毎日、見道楽に明け暮れているので、せめてもの家族孝行…と、湯島天神へよりみち。
息子、全く危機感を漂わせていませんが、受験生のはしくれでございます。
せっかくお近くまでいったので、天神様にご挨拶してまいりました。
シーズンオフでしょうか、静かな境内。
うっかり「男坂」と呼ばれる階段から、あがってしまいました。
Dscn1749 ひ~(軟弱)

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修学旅行生?

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帰りは、ゆっくりした坂を下りて行きました。
途中「湯島食堂」と言うツタの絡まる、お店があって気になりました。

しかし、一人ででかけた時は、どうももったいなくて(時間もお金も)、飲まず食わずで帰ることになりがち。
せっかくだから、どこかおしゃれな所で一人ランチ…などとは、どうも貧乏性でできません。


お守りと、格言が書かれた鉛筆だけ、神社で買って帰りました。
「自信は努力から」とか…。

次の日は、六本木。
新国立美術館で「セザンヌ展」です。
印象派のくくりとかでしか、見た事のなかったセザンヌ。
子どもの頃は、あのどしっとした感じとか、男性的で直線的なタッチや、透明感と言うよりは存在感と言う色合いが、あまり好きではなかったのですが、大人になるとよさがわかってまいります。
以前やはり、同じ美術館で、印象派展を見た時に、セザンヌで、とってもひかれる作品があり、楽しみにしていました。
セザンヌ一人を突き詰めている展覧会なので、セザンヌの生き方や、人となりも感じられて楽しかったです。
長生きし、尊敬された作家だったので楽しく感じられるのだと思います。
ある意味、気楽に楽しく、作品世界を堪能しました。
息子関係のママ友に誘っていただいてのおでかけなので、おしゃべりも楽しく、そうしておしゃべりしながら(もちろんこそこそっとですが)の観覧でも、それほど、気がひけるということなく楽しめました。
セザンヌと言う人の、偏屈な部分や、人間(特に女性)に対して、ちょっとかたよってみている感じの描写とか、あらかじめテレビ番組での予習に引きずられてもいるのだと思いますが、そういう面への野次馬的な見方もできるのが面白い。
グッズの中に「ムッシュ・セザンヌ自画像はんこ」なるものがありました。
買って帰らなかったのが、残念なような、よかったような。

せっかくだから行ってみようとミッドタウンに向かう道すがら(ヒルズもまだ行った事のない私)、「セザンヌ展の半券でデザートつけます」という案内のある、パスタのお店で、お食事。
量がしっかりしていて、私はどちらかと言うと大食いの部類に入る方なので、満足でした。
私はジェノベーゼペーストと、モッツァレラチーズ、キノコの入った、ねじねじっとしたパスタ。
自分でなかなかしない料理で、更に満足。
ただ、ショートパスタが一個ぴょーんと飛んで、行方不明になり、どきどきしました。
座っていた椅子のちょっと横の方にありましたが、形と色で…ちょっと虫みたいに……やめましょう。
ミッドタウンでは、おのぼりさん丸出し(私だけですが)。
美しい(そして高価い)ものがたくさんあるだろう上の階の方は、みあげるだけで。
食品雑貨などの下の階だけひやかして帰りました。

美しいもの、すごいものばかり見て歩いた、至福の三日間。
美術館って、何て楽しい。
とか何とかいいながら、行きはぐって見はぐってる事ばかりなのですが。

フットワークかるく出かけていきたいものです

2012年3月11日 (日)

遅れる人

遅刻する病と言うのがあるとしたら、きっと私はそれでしょう。
何をするにもギリギリになる癖があり、大人になっても治りません。

インフル以降、ひきこもりの生活が続いており、家族としか口をきかない日が結構何日も続くほどに、ひきこもり。
習い事のバレエと、ちょっとした学校の用や子どもの送り迎え、ハンコのお引き渡し以外に全く遊びに出ない、ストイックな生活をしておりました。
そんな私が、金曜日、ものすごく久しぶりに、街に出ました。
しかも有楽町。
まったく自分から出る気をおこさない出無精な私をバレエの先輩方が誘ってくださり、映画「ピナ・バウシュ踊り続ける命」http://pina.gaga.ne.jp/を見て参りました。
現代舞踏は若い頃、友達がモダンダンスをやっていて色々誘ってくれていたので、結構見に行く機会がありました。
確かピナ・バウシュも見てるはずです。
しかし、なぜこんなにうろ覚えなのかと言うと、興味はあって、誘ってもらえると喜んで行くのですが、現代舞踏と言う現代舞踏は、はじまるとほどなく寝てしまうと言う、ダメ観客だったのです。
学生時代、かぶり付きのジーンズシートで見て、寝てしまった時には、一緒に行った友達(前述とは別の)にぼろくそに怒られました(当然です)。
さすがに自分の知り合いが出ているのは、起きていられるのですが、出てないと途端に寝てしまうので困ります。
美しいなあ…と感動しているのに寝てしまう。
私が、純粋な舞踏の舞台で(ミュージカルとかでなく)寝ないで最後まで見られたのは、麿赤兒さんの「大駱駝艦」の舞台だけです、多分。
高校生の時、授業も大抵寝ていましたから、起きていられないのは病なのじゃないだろうかと半ば本気で心配しました。
最近睡眠物質と言うものの存在を知り、(脳のどこかに睡眠物質というものががたまると眠くなると言うざっくりとした知識)私はそれが人よりたまりやすいんだわと、あきらめる事にしました。

そんな私ですが、今回3D映画で見た舞踏は、肉体の細かな緊張が寄りで見てとれるので、緊張感ハンパなく、またやはり自分で見るより、映像は人が間に入って、客観的に説明してくれる目線なので解釈が楽なのと、場面が転換してスピーディーなのとで、一瞬オチタ事はオチタのですが(オチタんかい)、最後までちゃんと起きていました。
それが感想ではあまりにもひどいので、少しだけ(語るほど知識がない…)。

映画は2009年に亡くなった舞踏家、ピナ・バウシュが1973年から率いてきたヴッパタール舞踏団とピナの世界観を、ヴィム・ヴェンダース監督がピナと生前からあたためてきた企画をもとに表現したものです。
ドイツの街や自然の中や、舞台上での踊りのシーンの合間にダンサーたちがピナとの関わりや思い出を語る場面が入ったりします。
素人の私が一番驚き、惹きつけられたのが、ヴッパタール舞踏団のダンサーたちの肉体のバリエーションです。
人種、年齢、体格、男女ともに様々な形の人が、それぞれの体を鍛え上げて踊っているのが、何より雄弁な言葉になっていました。
ピナ自身が、語るべき事がたくさんあり、その何かを語るにふさわしい肉体を選んでいるうちにそうなったのかな…というようなことを、見た後に食事をしながら、先輩方と話をしました。

しかし、語る資格が皆さんよりちょっと少なかった私。
何しろ、最初の20分ほど見損ねてしまったのですから。
10時からの上映だったので、9時40分を到着時間に設定して電車の時刻を決め、地図をプリントアウトし(微妙にアナログ)、いつもより1時間早く起きて洗濯をはじめ、何しろ何年ぶり?っていう銀座なので、お祝い事だの、なんだののための贈り物やお土産物などの買い物の予定を(映画の後の)練り、準備に怠りなかったはずなのに、なんと言うかやはり予定通りにいかない朝の色々。
つい欲を出して一回余計に洗濯しちゃったりしたのもあって、雨降ってる中小走りしたにもかかわらず、一本遅れました
それでも9時50分には有楽町に着く予定だったにもかかわらず、こういうとき裏切らないのが中央線
なんでも早朝にどこやらでドアの点検をしました影響で…とか、わかったようなわからないような理由で、つまりまくっているために、遅れる遅れる。
どんどん遅れていく。
最後には「お茶の水~神田の間で3本の列車が止まっておりますので、東京方面、一分でも早くご到着されたいお客様は、3番ホーム総武線にお乗換えの上、秋葉原駅にて山手線にお乗換えくださいますよう…」とか詳しい所はあいまいですが、そんなアナウンスが流れる始末。
もちろん一分でも早く到着したい私は、親切なJRさんのアドバイス通り乗り換えました。
なんでもギリギリはよくないです。
特に朝は。
遅れが混雑を呼び、それがさらに遅れを呼んでいたように思います。
足が宙に浮きそうな、混雑の中央線の中で、その前の晩に見たYhoo!の無料占の0学のコーナーでみた土星の運勢の中のひとこと…「時間には余裕を見て行動。」の文字をぼんやりと思いだしていました(恐るべし0学の的中率?)。

時間には余裕を見て行動を…。
毎日1時に寝ると言う決まりなので、今日はもう寝る準備をしなければ。
久々のお買い物で見つけた拾いものの話などはまた今度。

拾いものという話で思い出しました。
JR国分寺駅近くにて開催中の今話題の「物々交換所」。
http://butubutukoukanjyo.web.fc2.com/
3月9日まで…の予定だったようですが、10、11日特別開催中です。
ワタクシ今日でかけていって、クリアファイルをたくさんなど、こまごま色々いただいてまいりました。
かねてより、行ってみたいと言っていたのですが、土日休みだったためになかなかいけなかったムスメも、念願の物々交換所に大喜び。
細々したノベルティーらしいパンダグッズや、小さなあれこれかわいいものをあちこちひっくり返して発見し、たくさんもらってきていました。
一番素晴らしいなと思ったムスメへの効果は、その後普段ならあれこれ「カワイイ~~」といいながら手にとりまくって困ってしまう、駅前の丸井の雑貨売り場を通り抜けても、満ち足りているせいか(物欲が)全く食指が動かないようだったことでした。
モノがあふれている時代。
でも、女の子は何かを見つけて手にしたい…。
バザー、フリマ、交換所…そういう所に行く事で、一歩立ち止まって考える機会になるといいなと思いました。

2011年10月26日 (水)

石田倉庫と古本まつり

秋ですね。
11月にふたつイベントに参加する予定なので、毎日こつこつ頑張っています(っていうか急に慌ててコツコツコツコツッって感じ)。
しかし、このぼんやりしているワタクシですら、多少よっこらしょっと頑張らねばならない秋…世間でいえば、芸術の秋とか、スポーツの秋とか、読書の秋とか、食欲の秋とか、人々は活動的になるわけで(読書や、食欲はともかく…そのあたりだけは参加している方ですが)、たくさんあるんです…イベントが。
もう、いっきたいイベントが目白押し。
この10月の終わりから、11月にかけて。
でも体が一つしかない上に、何しろ出無精。
一日一個しか行けないわけです。
で、今週末は、仕事をほったらかして、でかけていきます。

29日は立川で石田倉庫のイベント。
こちらはぶんハピねっとのスタッフの皆さんと。
このイベントを知ったのはもう、かれこれ5年前?
何しろ出無精なので、知ってから実際出かけていくまでにこんなにかかってしまいます。
オギャーと生まれたあかんぼが、とことこ歩いて、幼稚園も年長さんになろうかと言う。
犬だったりしたら、もう中年になっています(適当に言ってますが、あっているでしょうか)。
ハムスターだったら…もうやめましょう。
陸ガメとかオウムだったらまだまだぴっちぴちですね。
アーティストやらそういうモノづくりをしている人たちに貸している、石田倉庫のイベントです。
楽しくないわけがありません。
お菓子工房くろねこ軒さんの出店もあるようで…よく評判を聞く、お菓子屋さんなので楽しみです(結局食欲か…)。

「石田倉庫のアートな2日間」
http://www.ishida-soko.com/news.html


30日は神田古本まつり。
http://jimbou.info/news/furuhon_fes_index.html
一番の目的は「蔵書印まつり」の印刻の体験。
無料で、石のハンコが彫れちゃう。
こちらは家族でお出かけです(多分)。
一昨年は、例によって出遅れたため、今日の分は終了~となってしまい、去年は私とムスメが風邪をひき、なぜか夫と息子が体験してきたという。
体験とはいえ、ちゃんと指導してもらえるので、結構いい感じにハンコができてしまったため、かぶれやすい息子はその後、小遣いで入門的な道具をそろえ、自分で石など買ってきて、しばらくやっていました。
(3~4個位彫った所で飽きたのか、その後彼の消しゴムはんこ用のお道具箱にしまわれたっきりになっております)
こちらも3年越しのチャレンジ(何よりその席に座るのが、今の私の目標です)。
今年は、早起きの夫に起こしてもらって、早く行って並んでやろうと思っています。
紙屋さんの屋台も出るのでそれも楽しみ。
場所柄か、渋~い色ばかりだった気もしますが、一昨年たくさん買ってきて、大変重宝しました。

というわけで、楽しみな2日間。
各地で色々面白い事がやってますね。
学校祭などもそろそろではないでしょうか。
体がたくさん欲しいです。
たくさんあったら、そのうち一人くらいおうちで作業を…。
週末遊ぶので、平日頑張ります。
なかなかお尻が…よいしょっと、どっこらしょっと。

2011年10月 5日 (水)

彫ったり、彫られたり

自転車で少し行った駅のそばに、ちいさなギャラリーがあります。
石窯で焼いた美味しいパン屋さんと併設で、とても素敵な雰囲気です。
そこで、木工の展示があり、いつものようにパンを買うついでに寄り道しました。
色々なデザインの小さな椅子が、ずらりと並べてあり、ひとつひとつがとても素敵。
「木工は高いわよね~」とお値段を見ると、意外にもお手頃価格。
少し柔らかめな木で作ってあったからでしょうか。
でも、本当に、本物そっくりで、きちんと作られているので、こういうものを好きな母に、たまには贈り物を…と選び始めたら…。
もう~迷う迷うで、頭から煙を出すほど。
うんうんうなっていたら(心の中で)、作家の方が展示してあるものの中から、私が気になっている10点位のものを集めてきて下さって、贅沢にもずらっと並べて迷う事が出来ました。
自分のものじゃないので、普段から優柔不断なのに、輪をかけて悩みまくり。

…で、やっとのことで選んだ、3点がこちら。
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お揃いの椅子の1点は母の仲良しのお世話になっているおばちゃまに。
ベンチは、なんとなくめずらしくて。
ただまたこのベンチが、色が微妙~に違うのがいくつかあって、これにも迷いました。
この写真では大きさがわかりませんね。
大きさがわかって、なおかつかわいいものを…とまたまた迷った挙句。
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ひょうちゃんを置いてみました。
崎陽軒のしゅうまいについてくるイカした醤油入れ、ひょうちゃん。
実はこのひょうちゃん、原田治デザイン…オサムグッズなのです。
一時、これをコレクションしていたので、うちにはひょうちゃんがたくさんあります。
大きさ、わかっていただけましたでしょうか?


「ぶんハピねっと」がらみのはんこをたくさん彫りました。
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領収書に使ってもらう、住所はんこや、名刺や封筒など、なんにでも押せる、ロゴやURLなどのハンコ達。
ムスメが、ピアノの発表会で、5回出演記念にいただいた、小さな楯が入っていた箱にこまごま入れたら、ぴったり
こういう風にちょうど良く箱に入ると、なんだか、嬉しくなります。


またまた歯医者ネタですが…
こんなものをもらってきました。
Dscn0611 じゃじゃ~ん
私の歯です。
石膏で型をとり、金属を流し込んで詰め物を作った、その型の方です。
いつも、先生待ちの時に、テレビをつけておいてもらうのですが、今日は、ちょうど韓流ドラマがやっていました。
全く見た事のないドラマの途中だけ見ていても、あまり面白くないので、歯医者さんのお道具がのった小さな台の上を、端から端までじろじろじろじろ見ていました。
小さな頃から、矯正治療で、歯医者さんにはたくさん通っていました。
やはり、ちょいちょいある、先生待ちの時、今ならもう時効かなと思って告白いたしますが、治療の道具でよくいたずらをしていました。
今は、薬品の類は、しまってあって出してありませんが、当時は、小さな茶色と紺色と緑色の瓶に入った薬品が、綿を入れてある銀色の箱の横に出してあったのです。
箱のふたを開けて、ピンセットで小さな小さな綿球をとりだし、茶色の瓶につけてから、紺色の瓶につけてみるとか、紺色の瓶につけたのを、緑色の瓶につけてみるとか色々順番を変えてやってみていました(とんでもないガキ…いや…子どもですね)。
どの順番だったか忘れてしまったのですが、綿球をつけるとジュジュッと言って、小さく煙が出るのがありました(ますますとんでもない…)。
それが面白くて何度もやったっけ…などと(…まことにもって…)思い出にひたりながら、あれこれ見ていたら、戻ってきた先生に見つかりました。
で、先生が、「面白いですか?」と聞くので、「とっても面白いです。」と答えたら、「ソレ良かったら持って帰りますか?」と言ってくれて、もらってきたのが、↑です(長い…説明が)。
はじめはさすがに断ったのですが、なかなか持ち帰る機会の無いものですし、子供に見せて「虫歯をほおっておくと、こ~んなに削らなくてはならなくなるのだ。」と戒めにしようと、持ち帰りました。
気持ち悪がるかと思ったら、大人気。
ムスメなぞ、「お母さんこれちょうだい」と哀願する始末。
自分の棚の一番いい所に飾ってありました
帰ってきた夫だけが、気味悪がっており、それを見て、やっぱり、血のつながりね…と少しだけ、腹立たしく思いました。
高校生の時、生物部で、プラナリア(再生研究の検体によく使われる、水の中にすむ変な生き物)を切り刻んでいたくせに。
失礼しちゃいます
私だって、さすがにムスメには、「飾るのだけはやめようか。」と提案はするつもりではありますが。

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