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映画・テレビ

2012年9月28日 (金)

今日のナルホド

横浜は遠いけど、楽しそうなイベント発見。
会期も長いし、行ってみたいですね。

http://www.koganecho.net/koganecho-bazaar-2012/

夕方テレ東の「レディス4」の横浜特集で、紹介してました。
黄金町と言えば、昭和時代はいかがわしさただよう大人の町だったようです。
そのいかがわしさをいかして、古い映画館で探偵事務所を開いているという演出の探偵の映画のシリーズを昔、わざわざ黄金町まで行って見るという、趣味性の高い真似をした事があります。
その頃からでしょうか、町づくりとして話題性のある試みをかなりしている黄金町。
ちょっと訪ねてみたくなりました。
お祭中なら尚更。

レディス4は他の局がやっていない時間に情報番組をやっているのと、はっきりご婦人向けと言う感じの落ち着いた雰囲気が好きで、ちょいちょい見ておりました。
6年続いた番組だったようですが、この10月にキャスターもタイトルも変わって、女性向けの情報番組と言うスタンスはそのままに、がらっと様変わりするようです。
楽しみな面もありますが、さみしい面もあります。
ナルホドがある番組でした。
特に最近は。

10月、番組改編期ですね。
このごろあまりドラマニアではない私ですが、それでもちょっと楽しみな季節です。
梅ちゃん終わっちゃうのはさみしい~(松岡さんファン)。

2012年9月 1日 (土)

高校生のクイズ

高校生の時に、参加した事があります。
日本テレビの毎年恒例、高校生クイズ。
福留アナがアツく掛け声かけてた頃です。
名古屋港かなんかに集まって
○と×であっちゃこっちゃしたわけですが
あっちゃこっちゃする間もなく1問目でおっこちました。
同じ高校の男子も、来ていましたが
彼らは3問目で落ちており、俺たちの方がましだとか。
何とかが何とかを笑うって奴で…。
私が落ちた問題は「オーストラリアにはコアラの絵が描かれたコインがある、○か×か。」とかで、迷った挙句、前にいた知らない男子チームが自信を持って「絶対あるって俺知ってるもん。」とか言っているのにつられて、見事に大外れでした。
ないんですよ。憶えておきましょう。
「オーストラリアにはコアラのコインはない。」

そんなこんなで、もうそれもかれこれ20数年前の事(マジ?)となりましたが、去年久しぶりに偶然見た高校生クイズは、恐ろしくハイレベルな物になっていて驚きました。
問題をきいてわからないどころか、答えをきいてもわからない…と言うか聞いた事がなかったり。
今年も偶然見たのですが、途中ちょっと50分ほど抜け出して、みていない所があったとはいえ、答えられた問題はたった一問、「冬眠鼠」。
読めますか?
漢字検定1級レベルだそうです。
千葉県立船橋高校の少年たちが間違えてしまって、開成高校が正解したこの問題。
これだけ、自信を持って答えられました。
「やまね」です。
……。
何問あったか知りませんが、これだけでした、答えられたのは。
夫は「イグアスの滝」だけ自信を持って答えていました。
息子は「あ~、俺これ知ってた。」と、答えが出てから言うという、輝くばかりの凡人ぶりを発揮していました。


しかし、「公立」VS「私立」という図式で、つい見てしまうのが…高校野球じゃないんだから
なんとなくつい「公立」に肩入れしてしまうのは、お財布をのぞきながら、息子の受験の状況を横目で見ている親の気持ちから?
今年は「公立」が健闘していたように思われます(実はよくしらないのだけど…去年よりはっていう)。
世相を反映しているのでしょうか。


頭も体も、使いきって生きているのを見るのってスカッとします。
オリンピック然り、ダンスや歌の舞台然り。
とりあえず、自分の事はおいておいて…能力を使いきって勝負する姿には、素直に感動。
でも、高校野球でもそうですが、高校生くらいの子どもたちだと、負けちゃうとかわいそうで。
おばちゃん、ちょっと泣きそうになっちゃいます。












2012年8月24日 (金)

セミ爆弾

「ハチクロ」に出てきました、セミ爆弾。
道に落ちているから、死んでしまっているのだなと、心のうちで手を合わせながらも安心して、近くを通ったら、急にジジジジジジジジジジジジジジジジジッと、すさまじく泣きながら、ねずみ花火のようにクルクルと回って、心底びっくり…と言うのがセミ爆弾。
このセミ爆弾と言うのは、一般名称(一部地域のみとかでも)なんでしょうか?
少なくとも私が小さい時には聞いた事はありませんでした。
オリジナルなのかな、やっぱり。

それはともかく、昨日ベランダにセミが落ちておりました。
アブラゼミでしたが、ひっくり返って羽も一部欠けており、どう見ても死んでいました。
そっと近くを通ったのですが、反応がないため、落ち着いて布団を干し終わり、そのままにするのも…と思ってティッシュを持って戻りました。
ちょんちょんと軽く触れ、ティッシュでカバーして(虫は平気ですが死体はちょっと…)羽をそっと持つと、乾いた軽さ。
そのままそーっとベランダの外側で、手を離すと、足の爪がひっかかり、はずれませんでした。
そこで、ぷるぷると軽く振ると、突然ビャーーーーーーーーーーーっと飛び、遠くの家の屋根にあたったりしながら、高スピードで飛び続け、家の陰になり見えなくなりました。
(私は目がいいのでかなり遠くまで見えます。)
びっくりというより、茫然。
大変静かな、セミ爆弾でした。

その前の日は、ツクツクボウシが玄関のわきの壁にとまっていました。
ツクツクボウシは通常、木の高い所にとまっているいるらしく、出会うのがなかなかレアだそうで、息子が興奮して呼びに来ました。
カメラを持ってかけつけましたが、一足先に玄関を出た息子と娘が、興奮のあまり乱暴に扉を開け閉めしたせいか、飛び去って行った後でした。
いい声はちゃんと聞けました。
ツクツクボウシは初秋の季語。
この声をきくと気が焦るのは、子どもの頃の記憶がぬけきらないから…。
「宿題すんでない宿題すんでない宿題すんでないよドーシヨーーーーーーーーーー」と聞こえます。

それから24時間テレビの黄色いTシャツ。
「大体すんでる…」と言う嘘がまだばれていなくて、心に重たいものを抱えながら家族とともに見ていた小学生時代(やればいいのに)。
絶対間に合わない…と思いながら、「提出が遅いのは、学校始まってからやるとして…」と逆算する後ろ向きな計画を暗い気持ちでしながら、努めて明るい顔で、茶の間をウロウロして、チョロ見していた中学生時代(もうこの頃になると、親もやってあると言っても信じてくれない)。
すでに、もうほとんどやっていなくても、学校行ってから誰それと誰それに借りて写して…あれとこれはあきらめて…という開き直った計画をたててしまっていながら、もう見てはいなかったかな?高校時代(ばれて怒られて、泣きながらやっていた小学生の自分が純粋に見えてくる…)。
あの黄色いシャツを見ると、焦りでちりちりします、頭の皮が。
すっかり中年になってすら、時々夢に見るほどに、宿題と言うのは心の負担に…。
きいろいTシャツがトラウマになるほどに…(だから、やればいいのに)。

今年は色々な色が出ていますね(いつからそうなったの?)、チャリTシャツ。
今年初めて買ってみました。
トラウマになっていない、ピンクをチョイス。
普通の形のTシャツがすっかり似合わなくなっている自分が着るより、「未来」の文字を裏切らない(似合う人もいるんだけど、年を取ろうと何しようと)ムスメに合うサイズ。
急にその気になったので、ポチっとなとはしましたが、まだ到着しません。
ムスメ、番組終わっても着る気あるかしら。
デザインかわいいし、ピンクだから大丈夫かな。

セミ爆弾、ツクツクボウシ、24時間テレビ。
宿題ため込むのも相変わらず。
それは子どもにも受け継がれ…毎年長男にワイワイ言っている気がします。
今年は、ムスメが小学生最後の夏休み。
受験生のお兄ちゃんのあおりで、あまり長期の帰省もなく、暇をきわめています(宿題をためないタイプ)。
暇なムスメと、がっつり一緒の夏休みも、多分とうとう最後。
ちょっと、行く夏を惜しむような気持ちがして、彼女の暇に付き合いたい…と子どもにかまけていると、こんな時間にまだ起きているような羽目に…。
息子が宿題の仕上げで、一日中パソコンに張り付いているのも、一因。

そろそろ夏休み終了なんだから、規則正しい時間帯に……と子どもに言えない
永遠のテーマです、私にとって。

2012年5月28日 (月)

好きなドラマ

録画してあった、「家族のうた」を午後視聴。
来週最終回。
昔のドラマに筋が似てるとか前評判も色々よくなかったらしいです。
昔のドラマに筋が似てるドラマなぞ、枚挙にいとまがないんじゃないかしらと思うので、結局は主人公のキャラがあまり人好きしなかったってのが、あまり伸びなかった原因なんだろうと思います。
私結構好きだったんだけど。
私が好きになるドラマは、意外に伸びなかったなってことが、割と多いですが。
打ち切りになるほどにひどかったかなあ…。
ちょっと残念。

藤竜也かっこよかったぞ。
(私はおじいさんが好き。)

2012年5月 9日 (水)

シュークリームと科学の心(追記あり)

月イチのケーキ教室(しゃべりに行ってるだけだろうと言われるとぐうの音も…)で、生まれて初めてシュークリームを作りました。
シュー皮作るのって大変ですね。
世界で一番好きな食べ物をウェストのシュークリームだと言っている割には、作ったことなかったです。
カタカタと木ベラを鳴らしながら、鍋肌にくっつかないようにシュー皮をこねていたら、手がつりました。
ネット上に、動画とかで作り方がいっぱい上がっていると言う話になりました。
しかし、実地の方がやはりいいです。
先生に、「はい、そこ!」とか「今ここで!」とか言われながら、自分の手を動かしているのと、上手な人の動画で、事もなくできるものを思って、気持ちの準備も無く取りかかるのと全然違うと思いました。
本とか動画とかいくらでも何でも自分で調べられるけど、見るとやるとは大違い。
こういうお教室は、ぶきっちょな人間の味方だと思います。
大きな教室で、先生がマイクで話し、先生の頭の上に斜めに渡した鏡や、先生の手元を映し出すスクリーンを見ながら習うお教室だと、ちょっと話が違うかもしれませんが。
そんな事を話しながら重たい生地をぐりぐりかき混ぜて作ったシュークリームはとてもおいしかったです。
少ない材料で、ふくらんだり、とろけたり。
作ってみるとお菓子作りはちょっとだけ科学の実験に似ています。
もちろん芸術作品を作るのにも似てるけれど。
あらゆる工芸や、作りものはほとんど全部、科学的に解明できる現象でできていると思うのですが、そこにちょっと入る癖や、センスみたいなのでつく味付けが、手づくりの風合いだと思います。

昔、母親が、お菓子作りが趣味というわけではなかったけれど、チーズケーキとシュークリームとイチゴジャムだけ、よく作っていました。
私はシュークリームのカスタードクリームが大好きで、一度、母が鍋いっぱい作って留守にした時に、一口なめるつもりが止まらなくなって、鍋の半分も食べちゃったことがありました。
で、帰宅した母親に、「食べたでしょ!」と怒られて、とっさに「ううん、食べてない。」と。
……なぜすぐばれる嘘をつくのでしょう、私よ。

帰り道、ちょっと買い物をして帰ったら、生協の宅配に間に合わず、玄関前に箱がおかれていました。
子どもたち大喜び。
なぜかと言うと…
Dscn1721
冷凍品の箱に入っている、ドライアイス。
ちょっと暑くなりそうな天候だったせいか、大きいのが入っていたそうです。
洗面所に水を張って、ぶくぶくさせ、ペットボトルやコップを持ってきて、二酸化炭素をためこんで、騒いでいます。
もう大きな人たちが…。
科学の心…ということで、目をつぶりましょう。
風邪ひかないといいですけど。

科学心をくすぐるもの。
5月3日の朝日新聞の東京エレクトロンと言う会社の、全面広告です。
壁に貼り付けています。
Dscn1714
元素の周期表だそうです。
この大きな表に、不定期で載る、小さな広告、広告業界では、突き出し(今も言ってるのかしら、昔は言っていました)と言われる大きさの、小さな広告を見つけて、貼り付けていきます。
Dscn1713
ちっちゃい広告には、元素記号と、何に使われているかが書かれています。
それを解説付きの周期表に貼り付けると言う形。
息子、喜んで貼り付けています。
今話題のカードをコンプリートするゲーム感覚?(よく知らないで言ってるんですが)
ところが、この全面広告、前述のように5月3日に載っていたわけですが、突き出し広告の不定期連載は4月の20日から始まっております。
気がつかず、捨ててしまったものがいくつかあるということです。
図書館で写真にとってこようかしら。
名古屋の父親に話しましたが、中部地方の新聞には掲載していないとのこと。
東京の国立科学博物館で7月にはじまる「元素のふしぎ」という展覧会との、コラボ広告のためだと思います。
先に全面広告出していてくれたらなあ…とちょっぴり、残念に思います。
HPにでも掲載済みの物載せてもらえないかしら。
でもそれじゃ、地道に見つけて貼っている人に悪いかな。

さきほど、私の敬愛するロックバンドのサイトをのぞいたら、かねて読んでみたいなと思いながら手を出しかねていた「のぼうの城」と言う漫画、それの実写映画が11月に公開されるそうなのですが、その主題歌にそのバンドの曲が使われるとのこと。
歴史好きの息子が、俺もみたいというので、映画は見に行くとして…。
漫画買っちゃおうかしら。

……と、ここまでパタパタと書いてさっさとアップしてしまいましたが、恥ずかしいですね。
「のぼうの城」は小説でした。
書店で、表紙のみ目にするだけで、実際手にとっていないから尚更でしたが、表紙が、気になる漫画家の方の描いたもので、その事が以前話題になっていたので、ごっちゃになってました。
とほほ。
何にせよ恥ずかしい。
まずは、図書館に予約しちゃいましたが、読書がままならない最近。
読めずに戻すようなことになったとしたら、買ってしまおうかな。

2012年4月13日 (金)

先生はんこパッケージ色々

昨日の話しの続きということで
先生はんこ色々。

パッケージを中心にご紹介。
Dscn1376
こちらは1個です。
Dscn1386_3 
昨日の先生はんこと同じような、透明なテトラのパッケージ。
2個入りです。


こちらは、中身もちょっと。
P1000313
小学校の先生へのプレゼント。
P1000324
4個セットです。
若い女性の先生なので、スパンコールをはりつけて、ちょっときらッとした感じにしています。

先生はんこ、初めは、月一で通っているケーキ教室の先生に作らせていただいた、屋号はんこをご覧になった、他のクラスの生徒さんから、ご注文を受けたのがはじまりでした。
お子さんのクラスの役員さんをされていて、卒業の謝恩会で贈るお礼の品を迷っていらした所に、はんこを見ていただいたのがきっかけでございます。
その時に一緒に役員だったと言う方から、次の年、別の先生へのはんこをお作りし、またそれをご覧になった方が…とはんこがご縁を呼んできてくれるという、私が描いていた、一つの理想の形で、続いているお仕事です。

消しゴムはんこをはじめたばかりの時、どうしたら、色々な人に見てもらったり、活動の場を広げる事が出来るのだろうと、考えておりました。
コンテストに出してみようとか、ネット上の募集に出してみようとか、かすむほどの遠くの山の頂に石を結んだロープをほおって橋を作ろうとでもするような事ばかり考えていました。
言ってみれば背伸びでございます。
消しゴムはんこ年齢で言えば、まだまだ小学生のようなもの。
まずは、教室の隅っこで絵ばっかり描いていて、周りの人に「上手だね~」と言われて、「クラスの絵のうまい人」になるみたいな所からはじめるのが、本来の活動の広げ方なんじゃないの?
……と、ある日本当~に、目が覚めるように気がつきました。
今、目指しているのが、また少し山のあなたになってしまいますが、町のはんこ屋さん。
はんこを欲しいと思ったら、思い出してもらえるような、私の歩く町の人が、たくさん、私のはんこを使ってくれているというような…うまく言えませんが。
ゆっくり目指したいと思います。
魔女の宅急便の小さい魔女達みたいな感じで、この町のはんこ屋さんと思える活動ができるようになれたらいいなと思っています。
町のはんこ屋として、胸がはれるように、勉強もちゃんとしなくては。

徹子の部屋、鍋島更紗の作家さん鈴田滋人さんの回。
手のひら大の、つげで作った、繊細な木版を何千回とおして(原寸大に描かれた製図をもとに緻密におされている、その気の遠くなる作業…)、それに型染めで色をつけていく緻密な作業…。
一年に3枚しか作れない。
美しかったなあ。
日本橋高島屋で、17日まで展覧会をされているそうです。
美しいものを見に行きたいのは山々ですが……私もお家で努力することにします。

2012年3月11日 (日)

遅れる人

遅刻する病と言うのがあるとしたら、きっと私はそれでしょう。
何をするにもギリギリになる癖があり、大人になっても治りません。

インフル以降、ひきこもりの生活が続いており、家族としか口をきかない日が結構何日も続くほどに、ひきこもり。
習い事のバレエと、ちょっとした学校の用や子どもの送り迎え、ハンコのお引き渡し以外に全く遊びに出ない、ストイックな生活をしておりました。
そんな私が、金曜日、ものすごく久しぶりに、街に出ました。
しかも有楽町。
まったく自分から出る気をおこさない出無精な私をバレエの先輩方が誘ってくださり、映画「ピナ・バウシュ踊り続ける命」http://pina.gaga.ne.jp/を見て参りました。
現代舞踏は若い頃、友達がモダンダンスをやっていて色々誘ってくれていたので、結構見に行く機会がありました。
確かピナ・バウシュも見てるはずです。
しかし、なぜこんなにうろ覚えなのかと言うと、興味はあって、誘ってもらえると喜んで行くのですが、現代舞踏と言う現代舞踏は、はじまるとほどなく寝てしまうと言う、ダメ観客だったのです。
学生時代、かぶり付きのジーンズシートで見て、寝てしまった時には、一緒に行った友達(前述とは別の)にぼろくそに怒られました(当然です)。
さすがに自分の知り合いが出ているのは、起きていられるのですが、出てないと途端に寝てしまうので困ります。
美しいなあ…と感動しているのに寝てしまう。
私が、純粋な舞踏の舞台で(ミュージカルとかでなく)寝ないで最後まで見られたのは、麿赤兒さんの「大駱駝艦」の舞台だけです、多分。
高校生の時、授業も大抵寝ていましたから、起きていられないのは病なのじゃないだろうかと半ば本気で心配しました。
最近睡眠物質と言うものの存在を知り、(脳のどこかに睡眠物質というものががたまると眠くなると言うざっくりとした知識)私はそれが人よりたまりやすいんだわと、あきらめる事にしました。

そんな私ですが、今回3D映画で見た舞踏は、肉体の細かな緊張が寄りで見てとれるので、緊張感ハンパなく、またやはり自分で見るより、映像は人が間に入って、客観的に説明してくれる目線なので解釈が楽なのと、場面が転換してスピーディーなのとで、一瞬オチタ事はオチタのですが(オチタんかい)、最後までちゃんと起きていました。
それが感想ではあまりにもひどいので、少しだけ(語るほど知識がない…)。

映画は2009年に亡くなった舞踏家、ピナ・バウシュが1973年から率いてきたヴッパタール舞踏団とピナの世界観を、ヴィム・ヴェンダース監督がピナと生前からあたためてきた企画をもとに表現したものです。
ドイツの街や自然の中や、舞台上での踊りのシーンの合間にダンサーたちがピナとの関わりや思い出を語る場面が入ったりします。
素人の私が一番驚き、惹きつけられたのが、ヴッパタール舞踏団のダンサーたちの肉体のバリエーションです。
人種、年齢、体格、男女ともに様々な形の人が、それぞれの体を鍛え上げて踊っているのが、何より雄弁な言葉になっていました。
ピナ自身が、語るべき事がたくさんあり、その何かを語るにふさわしい肉体を選んでいるうちにそうなったのかな…というようなことを、見た後に食事をしながら、先輩方と話をしました。

しかし、語る資格が皆さんよりちょっと少なかった私。
何しろ、最初の20分ほど見損ねてしまったのですから。
10時からの上映だったので、9時40分を到着時間に設定して電車の時刻を決め、地図をプリントアウトし(微妙にアナログ)、いつもより1時間早く起きて洗濯をはじめ、何しろ何年ぶり?っていう銀座なので、お祝い事だの、なんだののための贈り物やお土産物などの買い物の予定を(映画の後の)練り、準備に怠りなかったはずなのに、なんと言うかやはり予定通りにいかない朝の色々。
つい欲を出して一回余計に洗濯しちゃったりしたのもあって、雨降ってる中小走りしたにもかかわらず、一本遅れました
それでも9時50分には有楽町に着く予定だったにもかかわらず、こういうとき裏切らないのが中央線
なんでも早朝にどこやらでドアの点検をしました影響で…とか、わかったようなわからないような理由で、つまりまくっているために、遅れる遅れる。
どんどん遅れていく。
最後には「お茶の水~神田の間で3本の列車が止まっておりますので、東京方面、一分でも早くご到着されたいお客様は、3番ホーム総武線にお乗換えの上、秋葉原駅にて山手線にお乗換えくださいますよう…」とか詳しい所はあいまいですが、そんなアナウンスが流れる始末。
もちろん一分でも早く到着したい私は、親切なJRさんのアドバイス通り乗り換えました。
なんでもギリギリはよくないです。
特に朝は。
遅れが混雑を呼び、それがさらに遅れを呼んでいたように思います。
足が宙に浮きそうな、混雑の中央線の中で、その前の晩に見たYhoo!の無料占の0学のコーナーでみた土星の運勢の中のひとこと…「時間には余裕を見て行動。」の文字をぼんやりと思いだしていました(恐るべし0学の的中率?)。

時間には余裕を見て行動を…。
毎日1時に寝ると言う決まりなので、今日はもう寝る準備をしなければ。
久々のお買い物で見つけた拾いものの話などはまた今度。

拾いものという話で思い出しました。
JR国分寺駅近くにて開催中の今話題の「物々交換所」。
http://butubutukoukanjyo.web.fc2.com/
3月9日まで…の予定だったようですが、10、11日特別開催中です。
ワタクシ今日でかけていって、クリアファイルをたくさんなど、こまごま色々いただいてまいりました。
かねてより、行ってみたいと言っていたのですが、土日休みだったためになかなかいけなかったムスメも、念願の物々交換所に大喜び。
細々したノベルティーらしいパンダグッズや、小さなあれこれかわいいものをあちこちひっくり返して発見し、たくさんもらってきていました。
一番素晴らしいなと思ったムスメへの効果は、その後普段ならあれこれ「カワイイ~~」といいながら手にとりまくって困ってしまう、駅前の丸井の雑貨売り場を通り抜けても、満ち足りているせいか(物欲が)全く食指が動かないようだったことでした。
モノがあふれている時代。
でも、女の子は何かを見つけて手にしたい…。
バザー、フリマ、交換所…そういう所に行く事で、一歩立ち止まって考える機会になるといいなと思いました。

2012年1月11日 (水)

ゴルゴを読んで防犯対策

我が家の前は建物があまりなく、2階の部屋の窓からかなり遠くまで見渡せる。
結構人通りの多い道まで、距離はけっこうあるのだが、障害なくよく見える。
夜に、部屋に入ると、窓の外は暗闇。
そそくさとカーテンをひいて、早々に窓のそばを離れる。
その時頭にあるのは、狙撃手の存在…。
よく、狙われる恐れがある要人をかくまう時に「絶対に窓のそばに立たないでください。」とか言うじゃないですか。
どうもそれが頭をよぎってしまう。
ゴルゴなら絶対はずさないな…とか。
潜む建物すらないのだが、近所に。
でもゴルゴなら、相当遠くにある、何とかパレスとかから、眉間を打ち抜くかもしれない。
狙われる予定も心当たりも全くないのだけど。

しかし、ゴルゴに狙われてなくても、こうこうと灯りをともして暗闇の外におのが姿をさらしながら、あれこれしているのは防犯上、あまりよろしくないだろうと思う。
「あそこに今いるな。」とか「あの部屋は、こういう用途かな。」とか「夜は何時頃に帰ってくるな。」とか「こんな家族構成だな。」とか外に宣伝するように生活するのは、よくない事だろうとは思う。
引っ越しする時、やはりちょっとだけ浮かれていたのだろう、ムスメの部屋と息子の部屋のカーテンを選ぶ時に、いかにも子ども部屋と言う感じの、ラブリーな物や、宇宙っぽい模様などを選ぼうかしらと言うような話をしていて、親にとめられた。
曰く「この部屋は女の子の部屋です。」と道行く人に宣伝するような真似はするなと。
一部をのぞいて、大抵の窓の前には隣家の壁があるという、いかにも日本の住宅という家なので、気にしすぎかもしれないが、確かにガサツとはいえ女子の見た目を持つムスメである。
万が一にもつけてこられて、「ふむふむ、あの部屋ね。」というのは、あまり気味が良くない。
ムスメにも外から誰が見るかわからないから、夕方になったらカーテンを閉めるようによく言っている。
繰り返すが、外は隣家の壁なのであるが、将来どういう所に住むかわからない。
一人で暮らすことだってあるかもしれない。
そんな時に無防備にしないように、今のうちからちょっと気にして言っておこうと思っての事だ。
ムスメは誰か見てる→お化けが見てる…という風に思っていて、慌てて閉めている。
私だってゴルゴが頭をよぎっているのだから、人の事は笑えないのだが。

小さい時から接している、刑事ものや何かのサスペンスドラマや、スパイやら忍者やらのドラマ、そんな中に、帰宅した刑事か何かが、留守宅に帰り付いて、何者かの侵入にきがつくシーンで、部屋のドアに髪の毛を貼っておいた(つばでかなあ?)というのがあった。
以前、テレビの情報番組で、空き巣防止の特集をやっていた時に、一人暮らしの人向けに、ドアの目立たない所に、セロテープを貼っておくというのがあった。
サスペンスドラマも結構真面目に見たら参考になるのかもしれないなと、その時思ったのを憶えている…もちろん貼らないんだけど、セロテープやら髪の毛やら。

大昔、私が小学生の頃、我が家では教育上よろしくないという理由で(多分本当は母がほかの番組が見たくて)「8時だよ!全員集合!」を見てはいけない事になっていた。
子どもは8時にはテレビを消して寝なくてはならない…と、非常に高潔な思想を持って(多分9時からは母が楽しみにしているサスペンスなどが始まる時間だったからだと思う…録画できない時代だし…)教育されていたため、友達がドリフの話をしているのをうらやましく思いながら聞いていたのだ。
しかし、ごくごくたまに両親が2人で、夜出かけなくてはならない事が、普通のサラリーマン家庭であった私のうちにもあった。
それは大抵冠婚葬祭とかであったりする。
不謹慎な話だが、両親が土曜の夜に「今夜、お通夜だから、2人(私と弟)で留守番してね。」等と言って準備をしていると、殊勝な顔をしながら(ちょっと心細がってみせたりもする演技派の我々)、心は期待に大きくふくれている。
やっておけと言われた事を半チャラけにやり、いつでも布団に飛び込めるように準備をしながら(布団はちょっとめくり上げて、さっと入り込めるようにしておく)ゲラゲラと番組を楽しんでいる間も両親の帰宅の気配に耳をすます。
ガチャガチャガチャっと鍵のなる音で、さっとテレビを消し、灯りを消して布団に飛び込む…。
両親が、大丈夫だったか等声をかけると、ちょっと寝ちゃってたみたいな風情を漂わせようとしたりして、色々小賢しい演技をして見せる。
父は、そんな私たちに、さみしかったろうと同情するような声を出すのだが、やはりサスペンスや時代劇にに精通し、常に危機管理を心がけている母には、通用しない。
テレビの裏におもむろに手を入れ、「あんたたち、テレビ見てたでしょ。」と低い声で、言ってのけるのだ。
空になった布団に手を入れ、「うぬ、まだ遠くへは行っていない。」と看破する忍者か赤穂浪士のようである。
ゴルゴで防犯意識を高めたり、サスペンスで推理力を高めたり…世の中、何が役に立つかわからないものだなと、つくづくと思う…かな?

2011年12月 3日 (土)

11月がとんでいきました。

坊主も走るかと言う師走です。
師走…。
毎年困った困ったといいながら、まあいいかで暮れていく師走。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
すっかりさぼり癖がついてご無沙汰しておりました。
11月は3つイベントに参加させていただいてわくわくどきどきとすごしておりました。

ひとつめ♪
国分寺まつり
ぶんハピねっとの宣伝もかねて、チアーズのみなさんと
フリーマーケットとハンドメイドショップのブースで参加しました。
もちろんハンドメイドの売り場にはだなつとして参加。
雨模様ながら、さすがは国分寺まつり。
数え切れないほどの出店に繰り出す大勢の人たちが
チアーズのブースにも、たくさん足をとめてくださいました。

ふたつめ♪
みつばちマーケット
国分寺の喫茶店RIOさんでのハンドメイドマーケット。
たくさんの作家さんにまじって、参加。
シックでおちついた雰囲気のお店に我々のブースのみ、売り子が3人…。
ムスメと息子がなぜかついてきてお店番を手伝ってくれました。
母が、おしゃべりに夢中になって、
いただいたオーダーの詳細に一瞬、不安になっていたらいつのまにか、びしっとメモがとってあって(秘書?)おお~っと言う事もちょいちょいありました。
売り上げのメモも、おつりの計算も、算数と数学現役の、ぴちぴちブレインのおかげでばっちりでした。
椅子を占領されて、母立ちっぱなしでしたが。

みっつめは、こちらははだなつとしてというよりは、チアーズのお絵描き、工作担当者として参加。
ママパパHappyフェスティバル
子育て中のママ、パパをよりHappyに
という趣旨に賛同してくださった、市内の子育て支援団体や、色々な活動していらっしゃる個人の皆さんを紹介させていただくというイベント。
ベビーサインやベビーマッサージの講座や
整体、アロマテラピーや、ハンドマッサージ、木の家具やおもちゃの展示などなど…。
たくさんのみなさんが参加してくださいました。
詳細はこちら↓
http://bunjihappy.com/?p=1305
お客様の合間に私もちょろっと香りのサシェ作りやハンドマッサージの体験をさせてもらっちゃいました(サボリだ)。
私は細々した作りものや、パネル作り、ポスター作りなどを担当しました。
当日の会場では、スタッフとしては全く気がきかないということがよ~くわかりました。
どのイベントでも毎回よくわかっている事なのですが、とほほ。

と楽しく忙しく、過ごした11月。
〆はいつものように風邪っぴきでした。
今、流行の咳の風邪。
流行は逃しませんよ~。
がっつりひきこんで、寝て過ごして師走を迎えてしまいました。
さぼりにさぼってやっと抜けた感じです。
さぼったおかげで、11月のはじめにお友達に借りたまんま、ほとんど手つかずだった、宮部みゆきの「おまえさん」上下巻、読み切りました。
体調のせいか、いつもよりはじめのほうは乗り切らず、宮部みゆきを読みながら寝てしまうなんて、あたしも焼きがまわっちまったよ…(十分乗ってる…)と思いながら、読んでは寝て、読んでは寝てで、すすまなかったのですが(風邪のせいだろ)、やはり後半ぐいぐいいけました。
すっかり町人言葉になっちまって…あんた。
「カーネーション」みたら、すぐ半端な岸和田弁になるんですが。


11月をざっとおさらい。
写真をまだとりこんでいないので、写真特集をやらなくちゃ。
(嘘になる予感?いやいや…。写真とってあるのかなあ、ちゃんと…。)
チアーズとしてのイベントも、個人で参加するイベントも年内は一応、これで終了。
12月は、オーダーいただいたお仕事がいくつかあるのでそちらを頑張ります。
年賀状もあるし♪

それから!!!
12月10日にいつもお世話になっているハコギャラリーさんが「ぶらり途中下車の旅」で紹介されるそうです。
特にわたくしの作品が登場するわけではございませんが
行った事がある方も、行きはぐってらっしゃる方も、ぜひぜひご覧になってみてください。
ほんとに、面白いお店です。
秘密基地みたいですよ。
来週は、ハコギャラリーさんに納品に伺おうと思っています。
お正月に使えるはんこや、季節のハンコ、いくつか、取り揃えてお持ちしますので、是非寄り道してみてください。
来週中には…。
ですので、再来週にはばっちり(遅)?
なるべく早く…うかがえるようにいたします。
12月のはじめの方には、小平で活動中の絵本サークルの展示なんかもあるみたい(もうはじまっているのかしら?)。
先日ハコギャラリーさんで偶然再会した息子が小さい頃のママ友さんが参加されています。
人生どこで誰に再会するかわかりません。
面白いものです。

これからまた、(心を入れ替えて)まめに更新いたしますので、年内まだまだどうぞよろしくお願いいたします。

2011年10月21日 (金)

泣いたような笑ったような顔をする人

ちょっと前の話になりますが、映画「悪人」のDVDを借りてきてみました。
原作を新聞連載時に1回、図書館で借りてきて2回、友達との話に出たのでもう一度借りて3回と読んでいた私の中に、登場人物が3Dで出来上がっていたので、映画の発表があった時には、「え?ブッキ~?」と正直とまどいました。
原作に確か、長身とあったため、私の中ではもこみち位のサイズに出来上がっていたからです。
しかもけっこうぎらッとした感じに。
今もその像が消えた訳ではありませんが、映画の方を見たら、それはそれとして、やはりうまい役者さんには説得されます。
灯台から夕日を見ている「悪人」の、泣いてるような、笑ってるような、何も心に映していないような、反対に胸がいっぱいな様な、何とも言えない顔がいつまでもいつまでも心に残って離れません。

あの映画で、もうひとつ泣けて泣けて仕方がなかったシーン、娘を殺された柄本明演じるお父さんが殺害現場を訪れた時、目の前にあらわれた娘の頭に手を置いて話す所。
その時の満島ひかりの、ぬれた花が開くみたいな、やっぱり泣いたような笑ったようなすごい笑顔。
今も思い出すと、ゆっくり笑顔になるその顔が目の前に広がるように浮かんできます。
原作ではそんなに心に突き刺さってこなかったシーンでした。それが重い存在感を持って心に残るようになる。満島ひかりさん…やはり希有な役者さんなんだなと思います。
この女優さんは普通に笑っていても、いつも泣いたようにも見えます。
すっごくつらいことなった時に、ヘラっと笑ってしまう人のような気さえします。
そんな風に見えるからそういう役が多いのか「それでも、生きてゆく」でもやっぱりずっと、泣いたように笑っていました。

ちょっと別な話しになりますが、笑わなくていいところで笑ってしまう癖があります。
ものすごく痛くてものすごく不安なのに、お医者さんでヘラっと笑いながら話をしてしまうために、なかなか取り合ってもらえず、くどくど説明していたら、やっと検査。
挙句の果てに「アララ、本当だ。」と言う感じになった事もあります。
ムスメがマイコプラズマ肺炎を起こした時も(はじめての時…その後慣れちゃうほど何度も)どうも本人も、私も平気そうに見える外見らしく、相当しつこくねばってレントゲン撮ってもらったら肺が真っ白だった時もありました。

消しゴムハンコでカッターを使うし、毎日の料理では、火だの包丁だのを使っています。
注意力散漫なせいか、不器用なのか、多分両方だと思うのですが、しょっちゅうあっちこっち、しくじって怪我をします(大けがではない)。
それを、ついつい面白い事でもあったかのように話すので、割にまじめに物事を受け取るタイプの夫が(私だってまじめなんだけど)時々、「危険さをわかっていない。」とか言うような趣旨の事を言って怒りだします。
確かに、あまりにもしょっちゅう、あちこちやらかすので慣れちゃって来てる…という面も無きにしも非ずですが。
痛い思いして怒られて、たまったものではありません。
この間、瓶を割った時にも、切った傷にティッシュを丸めて張り付けて、それがどんどん赤くなってるって位、ぐっさりやっているにもかかわらず、やはり平気そうに見えるのか、父に「(コーヒーに)砂糖を入れてもらえるかな?」と言われてキレそうになりました(あ、切れてるんだけどね…足は)。

映画だとみている人は、泣きたい時に笑う主人公に涙を誘われるけれど、日常生活では、感情表現はわかりやすくした方がいいようです(全然むちゃくちゃストレートにしてるけど?と子どもたちには言われそう…)。
まじめにした方がいい時には、笑わないようにしようと思います。
なんでも冗談にしようと思わないように。
大体、ひどい目に合った時に(大抵自業自得)、次の瞬間には、誰に話したら笑ってもらえるか、ターゲットをしぼるとともに文章まで組み立て始めているんだから始末に負えません。

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